先日、扁桃腺手術についての記事をアップした際、手術前に「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!」という漫画を読んだ、ということを書いたのですが
なんと作者であるたむら先生がツイッターで当ブログを紹介して下さいました。ビックリしたー!
https://t.co/WavBNDS8GE またまた個人様のブログですが、どんな手術も恐ろしいものです…一瞬でもふんギラがお役に立てれたようで、嬉しいです(*^^*)お体お大事になさって下さい!
— たむらあやこ (@giranbare) 2017年1月14日
あいにくツイッターをやっていないので、どうメッセージをおくればいいのか分からず…失礼とは思いますがこの記事でお礼を書かせて頂きます。
たむら先生ありがとうございました!新作の「楽園タクシー配車日報」もモアイで拝読しております。

「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!」とは
通称「ふんギラ」(笑)

ふんギラの魅力は、私が説明するよりも↑の本作を読んで頂くのが一番分かりやすいと思います。
ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!は、2015年にウェブコミックサイト「モアイ」で連載されていた実録闘病マンガです。
作者のたむらあやこ先生は2002年当時、准看護師として働かれていたのですが突如謎の病に倒れてしまいます。
検査してもはっきりとした病名は分からないまま、病状は改善せずひどくなる一方。しかしある日、難病である「ギランバレー症候群」であると発覚。
ギランバレー症候群は国指定の難病でもあり、病と闘う日々をおくるたむら先生。
タイトルの「ギランバレー!」はこの病名からきているのです。
「ふんばれ、がんばれ、ギランバレー!」は「面白い」闘病マンガ
この漫画は闘病マンガなのですが、他のマンガと一味違うのは、紙面からも漂うエネルギーの強さとポジティブさです。
闘病マンガと言えば、感動できる、病と闘う姿に胸を打たれる、というものがほとんどだと思うのですがこの漫画は「笑え」ます。
笑える、というと語弊があるかもしれません。
しかしこのふんばれ、がんばれ、ギランバレー!は、実録漫画でありながらしっかり漫画という娯楽として描かれているので、病を学ぶために読むのと同時に、「楽しむために読む漫画」としても確立しているのがすごいと思います。
主人公の「あやこ」はもちろんのこと、他の登場人物も皆キャラが立っており、特にご両親やご親戚の方のキャラがかなり強くて読んでいて楽しい。
私自身手術と入院の体験記をブログにしましたが(扁桃腺の手術で恥ずかしいですが)、自分の病状を人に楽しく読んでもらうように書くのがとても難しく感じ、結局あったことをつらつらと書くだけになってしまいました。
自らの体験を、人にも楽しんで読んでもらえるよう作品を作れるのは、もともと持っている作者のセンスがすごく大事なんだなぁ、というのを思い知らされました。
現在「モアイ」ではふんばれ、がんばれ、ギランバレー!が5話まで無料で読むことができます。

もし気になった方は絶対読んでほしいです。
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